[211thReport]                  2012年10月4日(Tue)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. むかし話 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦・福田久恵
2. 楫枕 菊岡検校 (箏)吉崎克彦
(三絃)柳友紀子
3. 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦・福田久恵
4. 風神&雷神 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
(箏)伊藤麻衣子
5. 光と影 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
(尺八)阪口夕山
『むかし話』
吉崎先生の第一集作品から『むかし話』『彩』二曲の選曲です。この『むかし話』は宮城道雄先生の『五十鈴川』の繰り返しの部分の練習になればと思い作曲されました。だからといってこの曲が出来たといっても『五十鈴川』が弾きこなせる訳ではないです。
『楫枕』
菊岡検校の有名な曲です。古典曲の作曲者名と曲名がなかなか繋がりにくいですが、この菊岡検校は『茶音頭』『長等の春』『夕顔』『今小町』など有名な曲を沢山作曲されました。吉崎先生が演奏されている古典の音源で、『古典教材ライブラリー』が有ります。吉崎先生と山本邦山先生、芦垣美穂先生の豪華メンバーで演奏されていて、その収録のために吉崎先生宅のスタジオを新調されたそうです。
『風神&雷神』
高松の先生の委嘱曲で、今まで箏十七絃二重奏曲で『風神&雷神』『神の悪戯』の二曲委嘱されました。また来年リサイタルを開かれるらしく次の曲が期待出来ます。
『光と影』
松江の演奏会での委嘱曲で、元々は十七絃三重奏でしたが、出版に当たって「この編成で、売れるのだろうか・・・」と言う事で、十七絃尺八の二重奏曲に改変し、タイトルも替えて出版されました。
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